フランキー、カティ・フラムの謎。名前と親

フランキーは麦わらの一味の中でもかなり謎な人物です。
ということで、フランキーの謎、名前の由来と両親について。

カティ・フラムの由来

たぶん、まだ公式には出ていないと思いますが、どうやらカティもフラムも船の名前のようです。
フラム号という北極海で海氷に閉じ込められたまま漂流し、探検し、色々なことを観測した船があるそうです。



フラム号
通常、船が氷に囲まれると船底が押し潰されるそうですが、フラム号は押されると氷に乗り上げるように丸い船底にしてあるとのこと。
氷に乗り上げ、氷ごと漂流するという変態的な着想により建造されたフラム号はカティ・フラムという名の由来になっているんじゃないかなぁという気がします。
カティの方ですが、思い浮かぶのはカティサーク。
帆船のラベルが付いたウイスキー。
村上春樹のねじまき鳥クロニクルに出てくるお酒です。
てっきりウイスキーの名前なのかと思ったら、元々は帆船の名前でした。
カティーサーク
船大工であることを考えてもカティサークとフラム号がカティ・フラムの元ネタでしょう。

フランキーの両親

フランキーは海賊の両親に捨てられたところをトムに拾われたということになっていて、その捨てた海賊というのは不明です。
ネットを見ると、ベガパンクやカイドウが父親ではないかという説も。
ベガパンクとカイドウは同一人物ではないか、という説もあるくらいベガパンクもカイドウも情報が少ない状態なので、なんとも言えませんが。

ところで、船のカティサークが名付けられた由来は
カティサーク (Cutty Sark) とは、スコットランド語で短い (Cutty) シュミーズ (Sark) を意味し、ロバート・バーンズ (Robert Burns) 作の詩「タモシャンター」Tam o' Shanter に登場する魔女に由来する。
とWikipediaにあるので、フランキーの母親が魔女的な存在として今後登場するかもしれません。

フランキーが遭遇した廃船

海列車にはねられたフランキーは廃船に遭遇し、そこで自身の体をサイボーグ化しました。
この船、ワンピースの世界ではやけに現代的です。
ワンピースに出てくる船はガレオン船、帆船ですが、フランキーが遭遇した廃船は帆船かどうかわかりません。
帆が見えない状態で描かれています。
通風筒みたいなものが描かれています。
キセル型通風筒ってやつだと思いますが、いつの時代から使われて、どんな船に使われていたのかよくわかりません。
現実では帆船に蒸気機関が加わえた蒸気船が出来て、その後帆が無くなるというのが大雑把な流れです。
フランキーが遭遇した船は20世紀に入ってからの船に見えなくもない。
つまり、ワンピースの世界ではかなり進んだ、不合理な船に見えます。
ただ、ワポルやローが潜水艦に乗っているので、ワンピースの世界には不釣合いな船はあるわけですが。
他にもエネルのマクシムは電気を動力としているようなのでさらに不釣り合いですが、宇宙服など使わずとも月でなんともないし、そもそもフランキーがサイボーグってのも不釣り合いなわけですが。

この辺の不釣り合いさはベガパンクで回収するのでしょうか。


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