ドフラミンゴはなぜカイドウを恐れるのか

トラファルガー・ローは人造悪魔の実「SMILE」の製造が止まると、ドンキホーテ・ドフラミンゴはカイドウにより消される、と読んでいます。
そして、ドフラミンゴはローの予想通りになる可能性が高いと考えているのか、カイドウに怯えているような描写があります。
いくら四皇とはいえ、王下七武海でも最も厄介そうなドフラミンゴが恐れるというのは力の差がそれだけあるのでしょうか。
しかも、ドフラミンゴは人造悪魔の実をカイドウに売り、カイドウは能力者軍団を作っているとされています。
それでは、さらに力の差が付くのでは?



ドフラミンゴは売る側、カイドウは買う側ですが、それほど力の差があるカイドウに、さらに力の差がつくような取引をドフラミンゴはなぜ行うのでしょうか。
ドンキホーテファミリーが強くなるように、能力者を増やした方がいいような気がしますが、なぜそれをしないのでしょうか。

理由として考えられるのは、カイドウを倒すなんてまるで考えていない、ただお金を稼ぎたいと考えている可能性。
ヒューマンショップを運営するなど、ドフラミンゴは他の王下七武海とは方向がまるで違います。
つまり、海賊行為よりも商業活動に興味がある。
そのため、ドフラミンゴファミリーが相対的に弱くなっても気にしない。
という路線。
しかし、パンクハザードで、モネはドフラミンゴこそ海賊王になる男だとし、自身の死も厭わない様子でした。
モネはドフラミンゴを海賊王にするために、自分は死ねると考えていました。ドフラミンゴは海賊王を目指しています。
したがって、カイドウを倒すことなど考えずに単純にお金を稼ぎたい、という可能性は少ない。
では、なぜカイドウの海賊団が強くなることを避けないのか。

人造悪魔の実には何らかの欠点があり、それを知っているからそれを隠し売っている可能性があります。
今のところ、人造悪魔の実を食べた能力者はモモの助だけで、モモの助はドフラミンゴのようなシルエットに非常に怯えています。
また、その時の恐ろしさからか、二度と飛ばないとも。
これが欠点である可能性もありますが、モモの助が食べた悪魔の実は失敗作と聞いたとされています。
でも失敗作なのに、立入禁止の部屋のケースに置いてることから、本当に失敗作なのか怪しいと言えるでしょう。
失敗作かどうかはともかく、恐怖感が増幅されるというような副作用があり、そこにドフラミンゴは勝機を感じているのかもしれません。
副作用で使い物にならない能力者が増えても、カイドウの海賊団は力を増すわけではない、むしろ弱くなるから、人造悪魔の実を売っているという可能性はあります。
では、なぜドフラミンゴはそこまでカイドウを恐れるのか、って話に戻ってしまいます。

ドフラミンゴはなぜ「SMILE」の時代だと言ったのか、気になります。



1 件のコメント:

  1. >海賊行為よりも商業活動に興味がある。
    七武海はロマサガ2というゲームの
    「七英雄」という敵キャラの設定を
    オマージュしているという考察があって
    もしもドフラミンゴのモデルが七英雄の
    ボグオーンであれば辻褄が合うんだよね
    七英雄は元々自分たちを異次元に追放した
    古代人への復讐のために動いていたけど
    ボグオーンは麻薬作りと金儲けに夢中に
    なって、そこがドフラと似ているかな

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