それだけでなく、コラソンはドフラミンゴに殺されたこと、さらにドフラミンゴは10歳の時に父親も殺していることが明らかになりました。
なぜドフラミンゴは父と弟を殺したのでしょうか?
ドンキホーテファミリーとの矛盾
巻七十五のSBSでファミリーの年齢が明らかになりました。
気になるシュガーの実年齢は22歳ということで、意外にも若い。
10年前にドレスローザへ侵攻したことを考えると、シュガーはその数年前に悪魔の実を食べたことになります。
もしかしたら、ドフラミンゴはシュガーの能力を手に入れるまで、ドレスローザ侵攻は待っていたのかもしれません。
ファミリーの年齢には色々な設定があると書かれているので、この先に関係してくるのでしょう。
気になるのは、作者はファミリーについて”大家族のよう”、と書いていることです。
自分の手で実の家族を殺しているのに、家族のようなドンキホーテファミリーを形成した理由とは?
しかも、弟のコラソンについては、現在のドンキホーテファミリーがほぼ出来ている状態で殺したと思われます。
(ファミリーにいた頃のローを知っているメンバーが多く、一番年下で16歳のデリンジャーですら一応知っている)
実の家族を殺してしまう行動とドンキホーテファミリーを大切にする、ドフラミンゴの行動のギャップはどこから来ているのでしょうか?
義兄弟との対比
ドレスローザ編ではサボ、エースの能力であったメラメラの実が登場し、義兄弟の盃を交わしたシーンの盃が3つあったことがハッキリとしました。藤虎に革命軍としての行動なのか?問われた際は、サボは”兄として”と言い直しています。
ドレスローザ編はエース、サボ、ルフィの義兄弟を描いているともいえます。
なぜ、ここでそれを持ってきたのかというと、ドンキホーテファミリーとの違いを対比させるためでしょう。
どちらも本当の家族、血の繋がった関係ではないけれど、何か決定的な違いがあるのでしょう。
ただ、今のところルフィとサボの義兄弟もドンキホーテファミリーも明確な違いは描かれていません。
あるとしたら、ベラミーに対する態度だけです。
ベラミーに冷徹なドンキホーテファミリーに対し、ルフィはベラミーを友達だといい、ルフィを慕うバルトロメオも戦友、ダチと呼んでいます。
身内にだけ優しいドンキホーテファミリーと仲間を増やしていくルフィ達の違いは、ドフラミンゴ自ら頂上戦争の時のルフィを持ちだしていますが、ルフィが仲間、味方を増やしていくことについては、ワンピースの中では非常に重要なことだと考えられるので、ドンキホーテファミリーと麦わらの一味の対比は小さいけれど、結果として大きな違いとして描写されるような気がします。
ドフラミンゴはなぜ父と弟を殺したのか
コラソンの事について、ドフラミンゴはローの逆恨みだとしています。ドフラミンゴとしては、悪いのは自分ではなくコロソンの方で、ローはそれを理解していないローが知らない何かがある、ということでしょうか。
ドフラミンゴの前に現れた幼少期のローは”目に入るものを全部壊したい”と言い、ドフラミンゴはローについて自分の子供の頃によく似ていた、といいます。
現在のローは”目に入るものを全部壊し”ていないわけで、そんな風に変えたのがコラソンです。
コラソンについてローは”命をくれた恩人”と表現しています。
幼少期のローは”白い町”で育ったせいなのか、長くは生きられない状態のようです。
これは、自暴自棄のような状態であったと思われます。
しかしコラソンと出会い生きる目的を得たのでしょう、それが”命をくれた”という表現になったと考えられます。
またコラソンについてはドフラミンゴは”腑抜け”だと考えているようなので、それが原因で殺したのでしょうか?
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